人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
面接官の面接での応募者への言動が、採用の成否に大きく影響する昨今。
面接官のスキル向上のためにも、やってはいけないことや、
嫌われる面接官の言動、特徴について教えてください。
人事のミカタ上にて、求職者にこれまでの「選考辞退の理由」について
調査しところ、なんと3人に1人は「面接官の行動や態度が悪かった」と
回答しています。
有効求人倍率が高まり、求職者の売り手市場が続く中、
応募者の1/3を面接官の言動で逃しているとしたら...。
面接官のスキルはもちろん、トレーニングが難しい言動について、
一層のケアが必要になっていきます。
今回は、人事のミカタ調査でわかった、
嫌われやすい面接官の10の特徴について、
簡単なエピソードと共にご紹介します。
■ 嫌われる面接官の特徴(3)詐欺と言われた...アピールが上手すぎるCさん
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営業畑出身の人事であるCさんは、
弁舌巧みな人物。Cさんの担当した応募者の多くは、
Cさんの語る会社や仕事の魅力に惹かれて入社。
しかし、入社後現場に配属される後、
多くの人が早期に離職をしているという結果に。
中には、「Cさんに騙された!詐欺だ!」と憤る退職者も。
原因は、面接での説明内容。
どうやら自社のよいところだけを伝えて、
入社意欲を高めていたようなのです。
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★【改善point】良い話だけでなく悪い話も伝えましょう!!
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「RJP」をご存知でしょうか?
これはリアリスティック ジョブ プレビュー
(Realistic Job Preview)の略。
直訳すれば、「現実的な仕事情報の事前開示」となります。
企業が採用活動をする上で、求職者に対して
仕事や組織の実態について、「良い面だけでなく悪い面も含めた」、
ありのままの情報を提供することをいいます。
本音採用とも呼ばれ、企業と求職者とのミスマッチを軽減し、
定着率を高める効果が確認されています。
ぜひご参考ください。