人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
社会保険適用の対象が拡大することで、
会社側が負担する保険料も増加すると思います。一体いくらくらいになるでしょうか?
パートタイマーへの社会保険適用拡大よって、
会社側にどれくらいの保険負担が発生するか、ざっと計算してみましょう。
社会保険の保険料は
会社負担分と本人負担分、共に「額面給与のおおよそ15%」と言われています。
月の給与が「10万円」のパート社員の場合、
月の社会保険料は、会社の負担と本人負担が
各1.5万円程度になるはずです。
もし、年収が120万円のパート社員が、新たに50人社保に適用になると
●会社負担の保険料:1.5万円×50人×12ヶ月=900万円
●本人負担の保険料:1.5万円×12ヶ月=18万円
となり、会社としては突然大きなコストがかかってくることになります。
パート社員にとっても18万円が収入から引かれることになり、
社会保険に入らず月8.8万円に抑えた方が収入が良いという逆転現象も。
勤務時間の減少をお願いしてくるパート社員も増えるかもしれません。
ぜひご参考ください。