パート確保が困難に？社会保険の新たな5つの適用要件とは！

2016年10月から社会保険の適用が拡大され、
パートさんが扶養の範囲を守るため、勤務時間を減らすのでは？
と言われています。どんなパートさんが新たな適用対象になるのでしょうか？

現時点では、
一般的に「事業所の正社員のおおむね4分の3以上働く」方が
厚生年金保険・健康保険（社会保険）の加入対象です。

それが、2016年10月からは
従業員501人以上の企業で、週20時間以上働く方などにも
対象が広がります。

具体的に、新たな適用対象になる人は下記
5つの要件を「全て」満たす場合には、
社会保険に自動的に加入することになります。

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1.　週の所定労働時間が20時間以上あること

2.　賃金の月額が8.8万円（年収106万円）以上であること

3.　勤務期間が1年以上の見込みであること

4.　学生ではないこと

5.　勤務先が従業員501人以上の企業であること

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今回の改正で影響を受けやすいのは、アルバイト・パート社員比率が
高い全国チェーンの飲食店やサービス業界と言われています。

扶養控除に合わせて働くパート主婦の方も多く、
保険料が引かれるのなら、と勤務時間を減らす方もいるため、
事前に働き方に関して企業側と相談しておく必要があるでしょう。