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就職関連の用語「内定ブルー」の意味を教えてください。
内定ブルーとは、
就職活動で企業から内定を得た学生が、内定受諾したものの
本当にその会社に就職してよいのか、その会社で活躍できるのかと、
不安に思い、気分が沈む状態を指す言葉です。
結婚前の花嫁の、漠然とした不安感を指す「マリッジブルー」に
なぞらえて、内定ブルーと呼ばれています。
就職活動が短期化する中、売り手市場で複数内定を得る学生も多く、
充分に、自身の考えや入社動機を深められないまま、
一社の内定を受諾してしまうことで、「このままでよいのか」、
「他社の方が良かったのでは?」と迷ってしまうと言います。
かつての氷河期世代や、就職活動で苦労した方々にとっては、
ぜいたくな悩みに見えるかもしれませんが、
内定ブルーになった結果、うつ状態になり、内定を辞退してしまう
学生も少なくないと言われ、企業側でもケアが必要でしょう。
一般的に企業側からは、
先輩社員との懇親会や内定者同期会を開催することで、
内定者の気持ちに寄り添うような取り組みを行なうことが
多いようです。
ぜひご参考ください。