人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
一次面接で、応募者の志望度は高く感じられたのですが、
二次選考の案内をしたところ、「仕事の内容や待遇等の
各種条件において、最も希望に添った会社から内定をもらった為、辞退します」と
辞退されてしまいました。
他社の選考状況や希望条件などは、最初の面接から詳しく聞いておくべきなのでしょうか。
もし、志望度が低く、不採用にするつもりの応募者であれば
詳細まで聞く必要はありません。
しかし、もし選考を進めたい優秀な応募者には、
一次面接の時点で、現在の就職活動について聞いておくべきかと
思います。何故なら面接では、企業側だけでなく、
応募者もまた入社すべき企業を選んでいます。
特に有効求人倍率も上がり、求人件数が多い今、
優秀な応募者ほど複数社の内定を得てしまいます。
「選ばれる」ということも忘れずに、必要な情報を
集めていかなければなりません。
たとえば、現在の就職活動についての質問例としては、
以下のようなものがあります。
●「あなたは何を基準に企業を選んでいますか?」
●「他にどんな企業を受けていますか?」
●「他社の就職活動の状況を教えてください。」
これらの質問をすることで、応募者の転職活動状況や、
採用上の競合となる企業を把握することができるでしょう。
また、自社への志望理由だけを聞いていてもわかりにくい、
本当の転職動機や職業観、転職条件等も見えてくるはずです。
ぜひ一次面接の質問項目に加えてみてください!