親の介護で離職寸前！相談されたらどうすべき？

高齢化社会を迎え、「親などの介護」を理由に働き盛りの社員が
退職することが増えてきました。企業としてはどのようにケアすれば、
退職防止になるでしょうか？他社の取り組みをお教え頂ければ幸いです。

介護離職という言葉が出現したように、
親世代の介護のために働き盛りの優秀な社員の退職もある時代です。
介護退職を切り出された際、下記のような取り組みが退職防止に
繋がるようです。

厚生労働省が調査した
「仕事と介護の両立しやすい職場環境整備について、現在取り組んでいる内容」の
企業調査結果で、導入率がもっとも高かったのは、
「介護休業制度や介護休暇制度等に関する法定の制度を整えること」84.3%

また、次点以降の取り組みに関しては
「制度を利用しやすい職場づくりを行なうこと」27.6%
「従業員の仕事と介護の両立に関する実態把握やニーズ把握を行なうこと」23.6%
「介護に直面した従業員を対象に仕事と介護の両立に関する情報提供を行なうこと」22.9%
という結果になっています。

ぜひ、ご参考ください。

【出典】厚生労働省「平成 25 年度雇用均等基本調査」
将来を見越して、会社として制度作りの検討を始める時期かもしれません