人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
はじめて面接官を任されました。実際の面接の流れや
どんな質問をすればよいのか教えてください。
はじめて面接を担当する場合、流れがイメージできないという
声をよく聞きます。下記に一般的な面接の流れを記載しますので
ご参考ください。
●アイスブレイク(軽い雑談)
ほとんどの面接官は、面接場所である部屋に入ってきて、
いきなり質問を投げかけません。まずはアイスブレイク(雑談)から
スタートし、応募者の緊張をほぐします。
「今日は暑いですね。外はかなり暑かったでしょ?」
「当社には迷わずに来られましたか?」
など、日常会話から入ります。
●事実の確認
アイスブレイクが終わったら、履歴書や職務経歴書を見ながら、
キャリアに関する質問を行います。
パターンとしては仕事内容→実績→転職理由→入社動機
という流れでめられることが多いです。
「現職ではどのような業務を担当していますか?」
「現在の業務での経験・実績を教えてください」
「苦労した点・工夫した点はございますか?」
「その中で、どうして転職を考えたのですか?」
「当社を希望した理由は?」
●入社後&将来像についての質問
キャリア・実績を質問した後には、応募者がやりたいこと、
将来のビジョンについて質問していきます。
「当社でどのような仕事がしたいですか?」
「将来像はどのようにお考えですか?」
●勤務体系の確認
勤務体系(雇用条件)についての質問も忘れないようしっかりと。
「いつ頃の入社を希望されますか?」
「勤務する上での希望はありますか?」
「年収についてはどのようにお考えですか?」
あとから「やはり年収は上げて欲しい」「入社時期を1ヶ月遅らせて欲しい」と
いうことがないように、具体的に意志を確認していきましょう。
●質疑応答
「○○さんからは質問はございますか?」
「ご不明点や気になる点など、なんでもご質問ください」
ここまでの流れが、一般的な面接の流れです。
上記の中で質問を組み変えるなど、調整して、
より良い面接を行なってください。