人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
近年、女性社員が増えたことで、妊娠の報告を受けることも
増えています。男性が多い会社のため、報告を受けた際に
困った顔や発言をする上司がいます。マタハラに該当することなど、
指導などを行なっていきたいのですが、わかりやすい指針などは
ありませんか?
妊娠・出産をした女性への職場での嫌がらせ、マタハラの実態を
把握するため、厚生労働省が2015年にかけて行った調査によると、
全体の47%が上司から「迷惑」、「辞めたら?」と
マタハラに該当する言葉をかけられた経験がありました。
妊娠の報告をされた時に、
「これでまた人員体制を考えないといけなくなった」など、
ネガティブな受け答えや、2人目ができたときに
「またできたの?」などと言われた、という声も。
妊娠・出産をマイナス評価する発言は、マタハラに繋がります。
ご注意ください。
ちなみに、誰からマタハラ発言をされたかは
直属の男性上司が最も多く、19%。
直属の女性上司が11%、男性の同僚・部下は5%、
女性の同僚・部下は 9%という結果となっています。
指導や啓蒙の対象として、参考にしてください。