人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
当社では、一次面接から社長が面接官を担当しています。事前に応募者に
伝えているものの、本当に社長が登場すると驚かれる方もいます。最初から
社長が面接官になるのは、あまりいい印象を与えないのでしょうか?
最初から社長が面接官になることは、印象が悪いわけではありません。
しかし、応募者からすると、「聞きたいことが聞けない」、
「いきなり選考される」という印象になってしまう可能性があります。
弊社が転職希望者に行ったアンケートでは、
面接の際に、応募者が一番聞きたいことの第1位は「仕事内容」。
面接して欲しい人の第1位は「現場責任者」。「社長」は第3位でした、
つまり、応募者から見て、聞きたいことに答えられそうな人は
社長ではなく、現場責任者であると考えているようです。
多くの求職者は、転職先探しの第一条件に仕事内容を
あげています。仕事内容が自分の適性に合っているか、
経験を活かせるか、力を発揮できる環境があるかということを
重要視しています。面接の最初の段階では、まずこの点を
確認したいと思う転職希望者は少なくありません。
確認前に、最終決裁者である社長が面接官として出てくると、
「選ばれる」ことに緊張してしまう方もいるでしょう。
もちろん社長が一番現場をわかっている企業もあると思いますが、
求職者の希望に適う方が面接をされることが得策と言えるでしょう。