人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
退職したいという社員を引き留める交渉をしたいと考えております。
待遇改善など、退職を思いとどまる効果的なものはありますか?
転職を決めた社員に対して引き止め交渉を行うことを指す「カウンターオファー」。
耳慣れない方も多いかもしれませんが、人材獲得競争の激化が想定される中、
必要に迫られる会社の増加が予想されます。
そこで、30歳以上の転職を検討している方に
今まで、受けたことがあるカウンターオファーについて質問をしました。
「カウンターオファーを受けて、次の転職先にいくのを
やめたことがありますか?」と伺うと、「ある」という回答は24%。
成功確率はあまり高くはないことが分かります。
カウンターオファーを受けたことがある方に
「どのような条件提示を受けましたか?」と伺ったところ、
第1位「昇給」(31%)
第2位「特に条件なし(上司からの引き止め)」(27%)
第3位「他部署への異動」(23%)
カウンターオファーによって、退職を思いとどまった方の理由から
「昇給」などの待遇改善以上に、「新規事業」や「異動」のように
仕事内容や任される責任の大きさの提案の方が響きやすいことが
分かりましたが、実際の退職引き止め交渉の場面では待遇面の
条件改善が重用されるようです。
ぜひご参考ください。