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「エンプロイアビリティー」とは何ですか?
エンプロイアビリティー(Employability)とは文字通り、Employ(雇用する)とAbility(能力)の合成用語で、一般的には個人の「雇用され得る能力」と解釈されています。日本ではバブル崩壊後の雇用情勢の悪化を受け、「1998年版・労働白書」の中で初めて「長期雇用慣行の下にある者を含め、予期せぬ(あるいは自ら望んだ)労働移動に備え、外部労働市場で通用し、企業に雇用されることを可能とする職業能力(エンプロイアビリティー)を磨くことが必要となってくる」と指摘され、今後は個人、企業及び国家がそれぞれの立場でエンプロイアビリティーの形成に対応することが重要である旨、取り上げられました。
これに対して、企業側が社内の優秀な人材を囲い込むことをリテンション、また、優秀な人材を企業にとどめておくための戦略を、リテンション・ストラテジーと言われることもあります。