人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
面接当日に、何の連絡もなく会社に来ない応募者がいます。こちらとしては事故にでも遭ったのでは...と心配になるのですが、なぜ連絡ひとつしてこないのでしょうか?
人事のミカタにて、辞退経験のある求職者に対して、
「辞退のタイミング」について伺ったところ、
●「応募後、企業から面接の連絡が来る前」31%
●書類選考が通過して「面接の連絡が来てから、面接日の前日まで」70%
●「面接日の当日」14%
と、なんと1割以上の求職者が
「面接当日」の辞退経験者であることがわかりました。
面接当日に辞退。その上、企業側に連絡をしない、
所謂すっぽかし経験のある求職者に、その理由を聞くと
●「辞退理由をどう言えばいいかわからなかった」32%
●「特に理由はない」26%
と驚きの結果に。
中には「企業側も不採用通知をしてこないから、自分も連絡はしない」
という身勝手に見える回答も。しかし、面接当日に至るまでに企業に
対して騙されたと感じたり、不満を持つと、意趣返しとして連絡を
断つ傾向もあり、それまでの応募者応対に落ち度はなかったか、
振り返りを行なう必要がありそうです。
対策として挙げられるのは、「面接前日のメール連絡」。
もし意欲の高い応募者であれば、面接前日には気合を
入れて準備をしているはずです。
そのタイミングで返信がないという状況であれば、
これは怪しいと心構えができますし、きちんと連絡が繋がれば
「明日、お待ちしています」と企業側の誠意を伝えることもできます。
「実は、他社の選考が進んで...辞退したい」と打ち明けられる
場合もあるかもしれませんが、少なくとも面接当日のすっぽかし
による時間のロスという最悪の事態は避けられます。
ぜひ、一度ご検討ください。