人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
社員教育のやり方で、「メンター制度」というものがあると聞きました。どんな制度なのでしょうか?
業務の指導を行なう従来の教育担当との違いは、新入社員などへの社会人としての心の持ち方へのアドバイスや、基礎を磨くための支援を行なうことが挙げられます。
新入社員は、新たな環境での人間関係や、社内ルールの把握に、多くの不安や疑問を抱えるもの。また、直属の先輩に聞いてよいか悩むという疑問もあり、なんでも聞くことができるメンター制度は、早期離職の低下にも貢献しているという声もあります。
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メンター制度の注意するポイント
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メンターとメンティの間で表面的な会話が続くと、だんだん何を話せばいいのかわからなくなってしまうパターンがあります。
制度上、直属の部署の先輩後輩でない場合、会話が浅くなって信頼関係が醸成できない場合も。相性もありますので、上手く合わない場合は、組み合わせを変更できるようにしておくと良いでしょう。
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メンター制度のメリット
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指導される側の成長はもちろん。メンター自身の成長にも繋がるというメリットがあります。
新入社員のモチベーションを整えたり、俯瞰的な視点で成長を促すことは、リーダー候補やマネジメント層昇格に必要な経験を、早期に積むことに繋がります。企業にとっては次期リーダー候補者の選抜や育成にも役立ちます。ぜひ参考にしてください。