人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
基本的なことだと思いますが、面接で応募者に聞いてはならないこととはどんなことでしょうか?
採用選考においては、応募者の適性や能力に関係がない事項について把握しないようにすることが重要とされています。応募者の適性や能力に関係がない事項とは以下を指し、これらの事項を採用基準にするつもりはなくても、把握すれば結果としてどうしても採否決定に影響を与えることになり、職業差別につながる恐れがある、というのがその理由です。
●本人に責任のない事項
本籍・出生地に関すること
家族に関すること(職業、続柄、健康、地位、学歴、収入、資産など)
住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近隣施設など)
生活環境・家庭環境に関すること
●本来自由であるべき事項
宗教に関すること
支持政党に関すること
人生観・生活信条に関すること
尊敬する人物に関すること
思想に関すること
労働組合・学生運動など社会運動に関すること
購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること