人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
当社は製造業です。最近の厳しい経済情勢から当社も受注量減少により仕事量の確保が難しくなっています。このような状況のため従業員を休業させたいと思いますが、その際支給する休業手当については、労基法では、平均賃金の6割以上を支給せよとのことですが、実際の世間相場(支給率)はどの程度かを知りたいと思います。回答いただけますでしょうか?
申し訳ありませんが、この手の統計データは、ほとんど出ていません。ですので、確たる裏づけはないのですが、実際に支給されている金額を考える手立てとして、例えば残業代の支給額を考えてみます。1日8時間以上の時間外労働の割増率は、25%以上と定められています。25以上ですので、27%でも30%でもいいわけですが、おそらくほとんどの会社が25%を支給していると思われます。これと同様に、「6割以上」と定められているのであれば、6割を超えて支給する企業は少数派と考えてもいいのではないかと思います。