人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
パート・アルバイトの社会保険適用拡大について教えてください。
短時間労働者に対するセーフティネットを拡充するため、厚生年金保険・健康保険の適用対象がさらに拡大されます。
2024年10月に「従業員数51人以上」の企業まで拡大されましたが、2027年10月からは「従業員数36人以上」の企業が対象となります。(※従業員数は、現在の厚生年金保険の被保険者数でカウントします)
--------------------
企業への影響と対応策
--------------------
企業規模要件は今後も段階的に撤廃される予定であり、すべての中小企業にとって他人事ではありません。
まずは自社が新たに対象となるかを確認し、該当する場合は、加入対象となる従業員の把握、社会保険料の会社負担額の試算、従業員への説明といった準備を計画的に進める必要があります。
特に、扶養の範囲内で働くことを希望している従業員にとっては、働き方に大きく影響します。今後の働き方について一人ひとりと丁寧にコミュニケーションをとり、意向を確認することが、トラブル防止と人材の定着において非常に重要です。
以上
参考にしてください。