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「この会社で学ぶことはもうない…」タイパ重視で早期離職しようとする新人、どう対応?

入社2年目で、将来のエース候補として期待していた社員から、突然「この会社で学ぶべきことは一通り学びました。もっと成長したいので、次のステージに進みます」と退職願を出されました。

ようやく育成コストを回収できると思っていた矢先のことで、大きな痛手です。タイパ志向が強く、成長意欲の高い若手を引き留め、定着させるには何が必要だったのでしょうか?

A

若手社員が「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視し、短期間で離職を考える背景には、「限られた時間で効率的に成長したい」という強い意欲があります。

これを単なる忍耐力の欠如と捉えるのではなく、成長意欲の表れと理解することが、有効な対策の第一歩となります。

タイパを重視する社員が早期離職に至る主な要因は、「成長実感の欠如」と「キャリアパスの不透明性」です。入社後の業務が単調であったり、将来のキャリアが見えなかったりすると、「この会社にいても時間を無駄にするだけだ」と感じてしまうのです。

そのため、企業が取り組むべき定着率向上のための対策は以下の通りです。
●「キャリアパスの明確化」入社後の数年間でどのようなスキルが身につき、どのようなキャリアステップを歩めるのかを具体的に提示します。定期的なキャリア面談を通じて、本人の希望と会社の期待をすり合わせる機会を設けることが有効です。

●「成長機会の提供と可視化」年次に関わらず挑戦的な仕事を任せたり、資格取得支援や研修制度を充実させたりすることで、成長を実感できる機会を創出します。また、1on1などで上司が部下の成長を具体的にフィードバックし、「できていること」を言語化して伝えることも重要です。

●「効率的な働き方の推進」無駄な会議の削減、ITツール導入による業務効率化、フレックスタイム制の導入など、社員が「タイパよく」働ける環境を整備することも、魅力向上につながります。

●「採用段階でのミスマッチ防止」採用活動において、仕事の魅力だけでなく、厳しさや地道な業務内容についても正直に伝えることで、入社後の「こんなはずではなかった」というギャップを最小限に抑えることができます。

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