人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
育成系の用語で「リスキリング」が話題ですが、海外では「アウトスキリング」というものがあると聞きました。意味や「リスキリング」との違いについて教えてください。
「アウトスキリング」は、人員整理やその危険性が高い社員、社外に転職する社員に対して、就職に役立つスキル教育を実施する制度で、欧米企業を中心に取り組みが進んでいます。
例えば、Amazonでは「Career Choice(キャリアチョイス)プログラムと名付けられたアウトスキリング施策があり、成長産業や需要の高い仕事につながる業界認定資格の取得支援の他、様々な教育機会を提供しています。
社員側のメリットとして、たとえレイオフされたとしても、より条件の良いキャリアを手に入れる機会につながることが挙げられます。
また、企業側のメリットは、「アウトスキリング」に取り組むことでブランドイメージの向上や雇用希望者の増加、再雇用に向けたタレントプールを形成できることが挙げられます。参考にしてください。