人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
1次面接時、応募者の志望度は高く感じられたのですが、2日後に次選考の案内をしたところ、「仕事の内容や待遇等の各種条件において、最も希望に添った会社から内定をもらった為、辞退します」との返事でした。転職状況や希望条件などは、最初の面接から詳しく聞いておくべきなのでしょうか。
不採用にするつもりの応募者であれば聞く必要はありませんが、選考を進める予定の応募者に対しては、1次面接の時点で、現在の就職活動について聞いておくべきかと思います。面接では、企業側だけでなく、応募者もまた入社すべき企業を選んでいます。「選ばれている」ということも忘れずに、必要な情報を集めていかなければなりません。
現在の就職活動についての質問例としては、以下のようなものがあります。
「あなたは何を基準に企業を選んでいますか?」
「他にどんな企業を受けていますか?」
「他社の就職活動の状況を教えてください。」
これらの質問をすることで、応募者の転職活動状況や、採用上の競合となる企業を把握するとともに、自社への志望理由だけを聞いていてもわかりにくい、本当の転職動機や職業観、転職条件等も見えてきます。ぜひ1次面接項目に加えてみてください!