人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
「クワイエットクイッティング」について教えてください。
直訳すれば「静かな退職」となり、熱意を持って仕事をするわけではないものの、完全に働かないわけではない働き方。近年、海外の若者世代を中心に急速に広まってきており、1つの社会現象となっています。
広まっている理由として、テレワーク等が増え、仕事とプライベートの境界が曖昧になったことで、家族や私生活を大切にしたいと考えたり、人生観・価値観の変化が起きた若者が増えたことが挙げられ、ここ日本でも対岸の火事ではないでしょう。
「仕事を最低限にする社員」は、スキルアップはもちろん、昇給・昇格も望めず、企業側として扱いが難しい社員になりかねません。
仕事量や仕事内容の調整だけでなく、リーダー・マネージャー・チームの仲間との時間を増やしたり、社員の考えや状態を細かく把握できるような、職場環境の再点検をお勧めします。