人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
昨今、応募者の選考辞退が増えていると感じます。辞退連絡の際に、辞退理由を聞いてみると、面接官の対応が悪かったという声がありました。
面接官を現場の社員が担当することが多く、マナーの指導や啓発を行なっていますが、応募者が嫌がる面接官の特徴を、教えてください。
以前、「人事のミカタ」で行なった求職者への調査では、様々なマズイ面接官のエピソードが求職者から寄せられました。以下にご紹介していきます。
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■面接時間に不在。会うことすらできなかった面接官。
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●アポをいただいた時間に伺っても、面接を担当する方は不在でした。しかも他の社員は面接を行うことすら知らず、急遽片付けられた応接に通され、長時間待たされました。結局、担当者には連絡が取れず、たまたま帰社した社長と面接。こんな組織できちんとした仕事なんてできるはずないと感じました(男性/30代)
●面接で訪問した際、「担当者不在のため」と言われ、誰にも相手にして貰えず、受付前から携帯で担当者に連絡を取り合った(男性/40代)
●面接当日に、会社訪問したら、今日だっけ?忙しいから明日にして、と言われた(男性/40代)
応募者は、交通費はもちろん、面接準備に時間をかけてから会社に訪問しているため、不在は絶対にNGでしょう。
面接官に外せない予定が入ったり、スケジュール変更はよく起こることなため、早いタイミングで求職者へ連絡を入れることや、他の担当者への面接依頼をしておけば防げることでもあります。会社としての信頼も損ねることになりますので、ご注意ください。