人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
昨今、応募者の選考辞退が増えていると感じます。辞退連絡の際に、辞退理由を聞いてみると、面接官の対応が悪かったという声がありました。
面接官を現場の社員が担当することが多く、マナーの指導や啓発を行なっていますが、応募者が嫌がる面接官の特徴を、教えてください。
以前、「人事のミカタ」で行なった求職者への調査では、様々なマズイ面接官のエピソードが求職者から寄せられました。以下にご紹介していきます。
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■まるで取り調べ。無表情で淡々と質問する面接官。
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●面接担当がまったく無表情で相槌すらなく、淡々と質問をするのみで取り調べのようだった。こちらの面接への時間を返してほしいと思った(男性/40代)
●志望動機すら聞こうとしない。今までの会社の情報ばかり聞いてきて、リサーチしている感じだった(男性/40代)
●「緊張しないでありのままの貴方でお話してください」と言われ、ありのままの自分でお話を進めるも、面接官は常に真顔。目をあまり合わせず、メモばかり。こちらは頑張って話しているのに素っ気なく話を進められた(男性/30代)
上記は、調査に寄せられた実際のエピソードです。
面接にやってきた求職者は、面接官から一方的に質問されたり、面接官の反応が芳しくない中で話し続ける状況は強いストレスになることが見て取れます。
面接に慣れていない現場の社員などは、応募者を見極めようと意気込むことで、質問することに集中してしまう場合があります。面接のロールプレイングを「応募者」側で体験することや、ベテラン面接官に同席することで、改善につながるはずです。ぜひ参考にしてください。