人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
今年、人事界隈で良く聞いたリスキリング。学び直しの意味があると思いますが、数年前にあったリカレント教育も近しい意味だったと思います。違いに関して教えてください。
リスキリングの詳細な意味は、「新しい職に就くためや、現在の職業で必要とされるスキルが大幅に変化することを見越し、適応するために必要なスキルを獲得する(させる)こと」です。
近年、コロナ禍や、デジタル化(DX)を背景に技術革新が進み、新しい職業の誕生や、仕事の進め方が大幅に変わってきています。その際に企業側主導で、必要なスキルを習得させること(リスキリング)が注目されるようになっています。
一方、リカレント教育は、循環・回帰の意味がある教育で、働いた後に大学やビジネススクールに通って知識・スキルを習得して、また働きに戻るという個人主導での学びを指し、「生涯教育」や「学び直し」と言い換えられます。
混同しそうな2つの言葉ですが、違いがご理解いただけたでしょうか?
ぜひ参考にしてください。