人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
今年の夏は電力不足が予想され、政府からも節電要請が出される日が多そうです。企業側として、どんな対応をしたらよいですか?
オフィスビルの電力消費が多い9時~19時頃において、節電実施を要請されています。
消費電⼒のうち、空調は約49%、照明が約23%を占めるため、空調の設定温度や照明の間引きなどが特に有効です。
以下、経済産業がまとめた「夏季の省エネ・節電メニュー」より、具体的な節電メニューを抜粋します。ぜひ参考にしてください。
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空調
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□執務室の冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げる
※熱中症にご注意ください。
□使⽤していないエリアは空調を停⽌する
□⽇中の⽇射を遮るために、ブラインド、カーテン、遮熱フィルム、ひさし、すだ
れを活⽤する
□冷凍機の冷⽔出⼝温度を⾼めに設定し、ターボ冷凍機、ヒートポンプ等の
動⼒を削減する。(セントラル空調の場合)
□⽬詰まりしたフィルターを清掃する。
□電気室、サーバー室の空調設定温度が低すぎないかを確認し、⾒直す。
□室外機周辺の障害物を取り除くとともに、直射⽇光を避ける。
□空調機の節電機能(ピークデマンドカット機能等)を活⽤する。
□排ガスによる放熱ロスを避けるため、ガス吸収式冷温⽔機について空気⽐の適正化を図る。
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照明
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□可能な範囲で照明を間引きする
(労働安全衛⽣規則基準値(精密作業300Lx、普通作業150Lx、粗な作業70Lx)にも留意)
□昼休みなどは可能な範囲で消灯を⼼がける
□従来型蛍光灯を、LED照明に交換する。
(従来型蛍光灯から直管型LED照明に交換した場合、約50%消費電⼒削減)
□窓際等⾃然採光部分は消灯する
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OA機器
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□⻑時間席を離れるときはOA機器の電源を切るか、スタンバイモードにする
□コピー機が複数台ある場合は、使⽤頻度に応じて稼働台数を減らす
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コンセント動⼒
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□電気式給湯器、給茶機、エアタオル等のプラグを可能な範囲でコンセントから抜く
□温⽔洗浄便座は、可能な範囲で保温、温⽔の機能を停⽌する
□⾃動販売機の管理者の協⼒の下、冷却停⽌時間の延⻑や節電モードへの切り替え等を⾏う
□混雑時以外はエレベータやエスカレータの稼働を停⽌⼜は台数を減らす
□ディスプレイの明るさを下げ、不要時は消灯する
□⾃動⾞ エコドライブを⼼がける。(ふんわりアクセル、減速時は早めにアクセルを離す 等)
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その他
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□「クールビズ」を励⾏する
□デマンド監視装置を導⼊し、警報発⽣時に予め決めておいた節電対策を実施する
以上、参考にしてください。