人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
昨今、社員教育などの話題で上がる「リスキリング」とはなんですか?
「スキルを獲得」するという意味の「skilling」に、「再び」を意味する「re」を付けた言葉で、スキル(職業能力)の再開発・再教育を指します。
近年、このリスキリングに注目が集まる背景には、AIをはじめとするデジタル技術の進化があります。ホワイトカラーの仕事が消失したり、陳腐化してしまう懸念が世界的に高まり、多くの企業で時代に合わせたスキル再獲得が急務になっています。
日本においては、コロナ等の影響でDX(デジタルトランスフォーメーション)が急激に進み、中小企業においてもIT活用が増加。テレワーク、オンライン商談やデータ活用などツール導入も進み、社内で必要なスキルも変わり始めています。
人事担当者からは「ミドル世代だけでなく、若手であってもDXについていけない人材が出てきている」という声もあり、様々な企業でリスキリングの取り組みが始まっています。
また、22年6月16日から、Google日本法人が主催し、エン・ジャパンを含む49団体が「日本リスキリングコンソーシアム」を立ち上げました。
地域や性別、年齢に問わず日本全国のあらゆる人のリスキリングを支援する取り組みとして、既に200以上の無償教育プロフラム(一部有償あり)をネット上で公開しています。
マーケティング、テレワーク、インターネットセキュリティ、クリエイティブ、AI、データ分析・分析などのプログラムが受講できますので、ぜひ貴社のリスキリング施策にご活用ください。
https://japan-reskilling-consortium.jp/
<監修>-------------------------------------------------------------
手塚伸弥|『人事のミカタ』編集長/第二種衛生管理者/認定心理士
2001年から人材系企業にて求人広告・採用広報ツールなどのコピーライター、クリエイティブディレクターを経て、2014年エン・ジャパン入社。以後、編集長として採用・人事労務・雇用関連の調査や情報発信を行なう。
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