人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
面接官が誤りやすいポイントとして、「論理的誤差」というものがあると聞きました。詳細について教えて下さい。
「論理的誤差」とは、似たようなことを関連付けて考えてしまい、推論で判断してしまうことを指します。
たとえば、「高学歴だから職務遂行能力も高いはず」、「大学を中退しているから仕事も途中で投げ出すはず」など、応募者のハード面(学歴・社格・資格・役職)等から、この人物はこういう人だと想像や推測を紐付けてしまう事象です。
ベテラン面接官や人事の方ほど、過去の経験上、そういう応募者や社員がいたことで関連付けが強固になっている可能性がありますが、応募者1人ひとりの性格や経歴はバラバラ。推論で判断してしまうことは危険です。
より職務経歴書の内容を深堀りして経験や意思決定理由を詳細に把握したり、バイアスを持たず、これまでの業務と自社の業務の親和性を重んじて、選考をしていくことが重要です。
ぜひご参考ください。