人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
採用、労務、人事戦略など、人事業務に役立つオススメ本を教えてください。
今年も人事関連書籍やビジネス書は数多く出版されました。年末年始、少し時間があり本を読もうと思っても「何を読もうか...」という方が多いかもしれません。
実際、「オススメ本を教えて!」という声もあり、今回は本をよく読むエン・ジャパンの人事業務担当者にオススメ本をセレクトしてもらいました。ぜひご参考ください。
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■ 働くみんなの必修講義 転職学
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中原 淳・小林 祐児 (著)
出版社:KADOKAWA
発売日:2021年4月1日
◆どんな方におススメ?
・採用担当者
・入社後の定着や活躍に課題感を持つ企業の経営者・人事担当者
・転職を検討している方
◆推薦コメント(エン・ジャパン「人事のミカタ」編集長:手塚)
なぜ人は転職するのか?何が起きると転職を決断する?転職後に定着するには?他、1万2000人の求職者に対する大規模調査と科学的な分析でわかった「転職の原理原則」が学べる一冊。
例えば、人が転職を決意する方程式や、比重の大きい転職要因とは。また、転職を妨げる夫ブロック・嫁ブロックの割合など、現実によくある事象の分析結果は人事・採用担当者はもちろん、いつか転職する可能性がある一人のビジネスパーソンとして頭に入れておきたい内容です。ぜひご参考ください。
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■ 人事の組み立て ~脱日本型雇用のトリセツ~
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海老原 嗣生 (著)
出版社:日経BP
発売日:2021年4月1日
◆どんな方におススメ?
採用、人事評価制度の構築、人材育成に課題を感じている人事担当者の方や、経営者の方におススメします。本質的に日本と世界の雇用の違いについて端的かつ詳細に説明がなされており、とても読みやすい一冊です。
◆推薦コメント(エン・ジャパン人事:豊田)
「ジョブ型雇用」がバズワードとなり、各企業が採用や評価制度のあり方も変えなければいけないのか?と課題感をお持ちの方も多いと思います。ただ、そもそも「ジョブ型雇用って何?」と正しく理解できている自信がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本書は、日本と欧米の雇用システムの違いや、日本型雇用の問題点、日本がジョブ型雇用に移行するにあたって起こりうる問題点がわかりやすく説明されており、正しく理解を深めるのにピッタリな1冊だと思います。
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■ 予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ
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矢野 和男 (著)
出版社:草思社
発売日:2021年5月11日
◆どんな方におススメ?
・社員のオンボーディングにお悩みの方
・「健康経営」が気になっているや人事や組織長の方
・組織の生産性を高めるにはどうすればいいか…と悩んでいるすべての方
◆推薦コメント(エン・ジャパン人事企画:南條)
とある研究によると、主観的に幸せな人(幸せだと感じている人)は、仕事のパフォーマンスが高いことがわかっています。具体的にいうと、営業の生産性は30%高く、創造性では3倍も高い。そして幸せな人が多い会社は、そうでない会社よりも1株あたりの利益が18%も高いとのこと。
では、幸せな人を増やすために、我々は何から着手すればよいのか?そもそも社員の幸せはどのように測るのか?データから読み解いたヒントが散りばめられている一冊です。是非手にとってみてください!
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■ 会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン
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川野 泰周 (著)
出版社:すばる舎
発売日:2019年5月18日
◆どんな方におススメ?
・従業員の健康相談・メンタルケアの担当者
・部下のメンタルマネジメントで悩んでいる上司 など
◆推薦コメント(エン・ジャパン人事労務:森田)
最近では、テレワークや時差出勤など働き方が変化しているなか、これまでと違い生活リズムが崩れやすく、気づかぬうちにメンタル不全に陥ってしまうケースは増えてきています。
ストレスをなくしたり減らしたりすることはもちろん大事ですがそれ以上に、ストレスとうまく付き合ってセルフコントロールしていくことこそ、これから求められてきます。
ストレス対処法など、ストレスに向き合うノウハウがわかりやすく詰まった1冊になりますので、社員のメンタルケアにお悩みの方はぜひ手に取って読んでいただければと思います。
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