人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
新卒採用の話題で目にする「ガクチカ」。その意味を教えて下さい。
「学生時代に力を入れたことを教えてください。」
新卒採用におけるエントリーシートや実際の面接において、一度は質問したことがあるという人事・採用担当者は多いのではないでしょうか。
中途採用のように仕事での成果やエピソードを聞くことができない新卒採用。代わりに学業・サークルなど学生生活における成果や、成果に至った要因、エピソードなどを聞く質問としてよく使われています。
そのため、学生側からは「ガクチカ」と呼ばれ、しっかり対策されています。たとえば、「サークルの副リーダー経験」「日本一周」など企業側にわかりやすそうなガクチカを準備する学生も。
どんな内容であれ、学生にとっては一生懸命考えてまとめてきたもの。人事・採用担当者としては、そのエピソードから「どんな役割か?」「課題は?」「課題をクリアするため実践したことは?」「結果、得たものは?」など、事実ベースで質問して深堀りすることで、学生の本質や行動特性の見極めにつながるはずです。
ぜひ参考にしてください。
<監修>-------------------------------------------------------------
手塚伸弥|『人事のミカタ』編集長/第二種衛生管理者/認定心理士
2001年から人材系企業にて求人広告・採用広報ツールなどのコピーライター、クリエイティブディレクターを経て、2014年エン・ジャパン入社。以後、編集長として採用・人事労務・雇用関連の調査や情報発信を行なう。
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