人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
社員に異動を前向きに受け止めてもらうため、内示のうまい伝え方を教えてください。
人事異動・転勤と聞くと、「自分は今の部署に必要ないのか」とネガティブに受け止めてしまう社員も発生します。不承不承で異動を受けた結果、会社を辞める決め手となってしまったという社員も。
そのため、人事異動・転勤などの辞令を出す際には、以下3点は必ず伝えることをお勧めします。
(1)「異動後の部署で任されるミッション」
異動先で任される業務を、まず具体的に伝えましょう。移動先の部署の状況を上長からヒアリングしておいて、実施すべきことを把握し、伝えることで前向きな異動・転勤であると認識してもらうことができます。
(2)「あなたが選ばれた理由」
異動者のこれまでの成績やスキル・能力など、選ばれた理由を伝えましょう。どこが評価されているのか、異動者に期待する点を納得ができるよう伝えることが大事です。
(3)「異動後のキャリア構築」
異動者の希望と異なる配属先や、キャリア志向と違う職種への転換だった場合は、今後のキャリアに対する不安を解消するためにも、異動後に得られる経験やキャリアについて話をしましょう。