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コロナ不安に対するこころのケアはどうする?

社員のコロナに対する不安やこころのケアを検討しています。どのようなポイントがあるのでしょうか?

A
情報と適度な距離を保つ、生活の中にルーティンを取り入れる、短期間での具体的な目標を立てる、人とのつながりを絶やさない等が大事です。

緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ以前とは違う生活環境下において、多かれ少なかれ不安を抱いている社員の方は多いと思います。

人はいつもと違う状況に遭遇した時、それを危険なものと捉え、身を守るために防御反応を示します。このような状況下で発生してくるのが、「不安」という感情です。つまり、現在起きている「コロナ不安」も、「異常な事態に対する人間としての正常な反応」と言えます。

今後、コロナ対策に伴う働き方の変化などが長期戦となるとすれば、不安な気持ちと上手に付き合っていく必要があります。不安を増大させず、正常な判断力を維持し続けるための生活面でのポイントをご紹介します。

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1.情報と適度な距離を保つ
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SNSやTVなどは、個人としての見解を中心に不正確な情報や不安を煽るような情報が、多く見られます。そのため、一日中、見ていると雪だるま式に不安が増大していく...という声も。

そのため、感染症に関するニュースは1日1時間以上見ない、などと決めて、「情報絶ち」をすることが不安のコントロールには有効です。


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2.生活の中にルーティンを取り入れる
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外出が少なくなると、生活のリズムを崩しやすくなります。

そのため「毎日 6 時に起床する、朝起きたら歯磨きをして着替える、10 分間ベランダで日光を浴びながら体操して、朝食は 7 時」など、生活の中でルーティン(決まった手順・習慣)を確立することが重要です。

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3.短期間での具体的な目標を立てる
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「今日この書類を仕上げる」、「今週中にこの本を読み終える」など、集中すべきことが明確で、夢中で取り組んでいると、不安を抱きにくくなります。

漠然とした長期目標ではなく、比較的短期間の目標設定が効果的です。

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4.人とのつながりを絶やさない
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人は、不安を口に出すと、何が不安で、自分が次に何をすればよいのか、具体的
な行動が整理できる効果があります。

このような状況だからこそ、周囲にいる大切な人達とのつながりを絶やさず、共有するコミュニケーションを大切にしましょう。

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5.楽しむことを忘れない
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スポーツ、イベントの延期や中止。外出も自粛を求められている中、楽しむことは悪いことだと考えてしまう人が多く見受けられますが、「楽しい」という感情は、不安を打ち消す作用があるだけでなく、日々の生活に活力を与えてくれます。

自宅で出来る新しいトレーニング法を開発してみるなど、こんな時だからこそ普段とは違った楽しみ方を見つけてみてください。

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6.からだを動かす
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現在の状況では、スポーツジムでトレーニングをしたり、みんなで集まってスポーツを楽しんだりすることは出来ませんが、家の大掃除なども運動になります。

これを機に家をキレイにしてすっきりし、不安な気持ちをやわらげてみてはいかがでしょうか。

以上
参考にしてください。(人事のミカタ 編集部)

参考:こころとからだの健康管理ハンドブック




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