人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
新型コロナウイルス感染症への対策として在宅勤務を推奨して1ヶ月以上になります。社員のメンタルケアや健康指導などを実施したいのですが、ポイントを教えてください。
社員の中には、慣れない在宅勤務で思うように仕事が捗らず、戸惑っている方もいるかもしれません。快適に気持ちよく働き、生産性を向上するためのポイントをご紹介します。
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1.規則的な生活リズムを確立し、オン・オフを明確にする
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・普段出社する服装に着替える
・散歩する、音楽を聴く、コーヒーを飲む
・仕事専用のスペースを作り、そこに座る
・出社時間にチームで遠隔朝礼を行う
在宅勤務では日常生活の場である家で仕事に取り掛からなければいけないため、うまく仕事モードへの切り替えができず、ストレスを抱えがちとなります。
そのため、上記のような「これをしたら仕事開始」というルーティンを確立すると、自分をコントロールできる感覚を得られるため、不安が軽減します。
また、適切に休憩をとることもポイント。仕事と生活の切れ目がつきにくく、作業効率を下げることがありますので、1日のスケジュールを定め、お昼以外にも1時間毎に小休憩をとるなど、仕事と休憩の時間を決めることが集中力を高めることに繋がります。
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2.適切なコミュニケーション手段を選び、円滑なコミュニケーションをとる
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・メールやSNSなどの文字を中心としたコミュニケーションに頼りすぎず、
オンラインで顔を見て会話をしたり、電話で話す
・自分の状況を共有する
・メッセージで自分の気持ちや考えを伝える
・相手に望む自分の要望を伝える
環境変化により、コミュニケーションが増減したり、コミュニケーション対象が変化している状況は、ストレスが溜まります。コミュニケーション手段を変えたり、あえて自分の状況を発信し、共有することが大事になります。ぜひ参考にしてください。(人事のミカタ 編集部)