人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
社員を指導する手法で、コーチングと言うものがあると聞きました。従来の指導との違いなど、教えてください。
従来、多くの人がイメージする指導方法は、目標を達成するための知識やスキルを教え、習得させる「ティーチング」が一般的でした。しかし近年は、この「コーチング」に注目が集まっています。
ティーチングが「答えを与える」コミュニケーションであるとすれば、コーチングは「答えを引き出す」コミュニケーション。対話を通じて、相手に気づきを与え、目標を達成するための自発的な行動を手助けします。
具体的にコーチングですることは、「相手の話を傾聴する」「質問を重ねる」「目標の達成に向けた自発的な行動を促す」の3点です。
まず相手がどのような状態にあるのか傾聴することで心を開かせたら、次は相手の心の中にある答を引き出すための質問を重ね、相手に気づきを与えます。
気づきを与え、思考が整理された状態になったら、目標の達成に向けどんな行動が必要なのか働きかけていき、自発的な動きを促していきます。
ぜひ参考にしてください。