人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
先日、小さなお子さんを育てる社員から看護休暇に関して質問されました。会社の就業規則にあるのは知っていましたが、実際に使用する社員は初めてです。申請の際に「子の看護休暇申出書」が必要とのことですが、どんなものですか?テンプレート・見本があれば欲しいです。
子の看護休暇は、子どもの病気やケガの看護他、予防接種や健康診断を受けさせることを名目に、親である社員が1年間で5日間(子どもが2人以上の場合は10日)取得できる休暇です。
突発的に起きる子どもの看護のために、有給や欠勤ではなく公的な休暇を取得できるというもの。
2017年からは法改正により、1日単位ではなく、半日単位で取得が可能になりました。さらに、2021年からは1時間単位で、休暇を取得できるようになります。
「子の看病で有給を使い果たしてしまった…」「欠勤になると会社での評価が下がる」といった、子育てする労働者の声に応え、より短いスパンで休暇が取得可能になっています。
子の看護休暇を取得出る社員は、日雇い労働者を除き、パートやアルバイトも含めた全社員です。また、労使協定を締結している場合、入社6か月未満の社員や、1週間の所定労働日数が2日以下の社員は対象外となり、子の看護休暇を取得できません。
子どもの病気やケガは急に起きるため、看護休暇の申請は、当日電話など口頭での申し出でも良いとされています。
事前に書面で提出されていないといった理由はもちろん、企業側で拒否することはできませんので、ご注意ください。申出書自体は、休暇明けに提出してもらうようお願いしましょう。
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■ 子の看護休暇申出書のテンプレート・見本
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▼子の看護休暇申出書のテンプレート
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