人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
コロナ対策として、対面での面接は中止し、オンライン面接の導入を検討しています。メリット・デメリットや簡単なやり方があればおしえてください。
コロナウイルス対策で、オンライン面接に切り替える企業が増えています。
求職者側でも「3月末での退職を決めていたため、選考の中断は困る」など、好意的にオンライン面接に対応してくれるという声もあります。ぜひ、導入を検討してみてください。
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オンライン面接をする場合、無料のツールが数多くあります。
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たとえば、エン・ジャパンがオンライン面談で導入している
「Skype(スカイプ)」は、無料通話とチャット用のコミュニケーションツール。
https://www.skype.com/ja/
顔を映した状態でのビデオ通話が簡単に実施可能です。上記リンクから
「Skype(スカイプ)」ソフトをダウンロードして、利用できます。
その他にも、
●Googleハングアウト
https://hangouts.google.com/?hl=ja
●ZOOMミーティング
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
●Whereby(ウェアバイ)
https://whereby.com/
など、無料のテレビ会議ツールなどもありますので、これらを利用すれば、比較的簡単に実施することができます。
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オンライン面接のメリットとデメリット
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応募者と直接対面する必要がないため、コロナウイルス対策に有効です。
また、遠隔地在住や忙しい応募者にとっては、往復に要する時間や交通費をかけずに面接が済むことになります。コストと手間が大幅に削減可能です。
また、ツールによっては録画をすることも可能ですので、面接官が振り返りに使ったり、面接に立ち会えなかった採用担当者のための判断材料にもなります。
デメリットとしては、オンラインでは会話の間合いがとりづらく、対面に比べ円滑に面接が進まないケースが想定されます。
また、基本的に顔だけが映るため、応募者の全体像を見て判断できないところがあります。対面だからこそ感じることができる緊張感や表情の変化に気づきにくいのは否めません。
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オンライン面接のポイント
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(1)ネットワークの確認・準備
ネットワーク環境が悪い・つながらない、など想定外のトラブルが多く発生するので、事前にパソコンとの接続確認や、求職者側でもインターネットにつながる環境が万全か確認や準備が必要です。
(2)ツールのインストールの案内
使用するツールによっては、上記のリンク先からアプリケーションをダウンロードし、インストールしなければいけないものもあります。求職者への案内時に事前ダウンロードもお願いしましょう。
(3)ネットワークや通信切れの際の対応を決めておく
面接中、途中で通信が切れた時の対応について、あらかじめ取り決めておき、事前に伝えておくか、面接の冒頭で候補者に伝えましょう。(「通信が切れた際は、私から携帯電話にお電話しますね」等)
(4)面接中、話すときは顔ではなくパソコンのカメラを見る
パソコンの画面にうつる相手の顔を見ても、目は合いません。時々カメラを見て 話すことを意識すると、お互いの目の高さが合い、求職者も安心して面接に臨めるはずです。こちらも事前準備で確認しておくと安心でしょう。