人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
熱中症が起こりやすい時間帯や、業種はありますか?また、熱中症になりやすい人の傾向があれば教えてください。
調査によれば、職場の熱中症の死亡災害発生リスクが最大になる時間帯は、猛暑になる7月と8月の「午後」。業界別では「建設業」での作業開始から数日以内に災害発生リスクが高いと言われています。
猛暑のため適宜休憩をとったり、水分の補給をおこなっていても被災することがあり、該当する時間帯の外での作業や職種には特に注意が必要です。
また、熱中症になりやすい人として、
●高齢者
●幼児、小児
●肥満の人
●低栄養状態の人
●普段から運動をしていない人
●持病のある人、体調の悪い人(糖尿病・高血圧症・心疾患・腎不全・精神・神経関係の疾患・広範囲の皮膚疾患・感冒・下痢など)が挙げられます。
発汗や代謝の力が低下している人は注意。前夜の過剰な飲酒や寝不足も大きく影響すると言われています。建設現場等で働く際は特にですが、外回りの多い営業職なども体調次第で熱中症のリスクは高くなります。会社側からの注意やケアを行ないましょう。