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ヒートアイランド現象とは、どんなものか教えてください。
ヒートアイランド(heat island=熱の島)現象とは、都市の気温が周囲よりも高くなる現象のことです。気温の分布図を描くと、高温域が都市を中心に島のような形状に分布することから、このように呼ばれるようになりました。
ヒートアイランド現象が起きる原因は、緑地、水面の減少と建築物・舗装面の増大による地表面の人工化と、空調システム、電気機器、自動車等の人間活動に伴う排熱の増加が挙げられ、気温30℃を超える時間の増加と範囲の拡大と、熱帯夜(夜間の最低気温が 25℃以上の日)等の出現増加が起きます。
ちなみに、大都市では熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上の日)、真夏日(日最高気温が30℃以上の日)、猛暑日(日最高気温が35℃以上の日)の日数が増加する傾向にあり、今後もさらに増加すると考えられています。
東京を例に取ると、30℃を超える時間数は地球温暖化も相まって、最近では20年前の約2倍に。労働者の安全を守るために、企業の熱中症対策はさらに重要となっています。
参照:厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/index.html