人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
今年は特に暑く、熱中症が増えているとニュースで見ました。外出する営業の社員を多く預かる企業として、要因を知りたいです。
総務省消防庁の発表によれば、2018年4月30日~8月5日の約3ヶ月の間、熱中症で緊急搬送された人の累計は7万人を超え、過去最高の人数を更新しました。そのうち、死亡したのは138人となっています。
熱中症が増えている要因として挙げられるのは、夏の気温上昇。日本は、暖かく湿った空気を持つ太平洋高気圧に支配されており、気温と湿度が高く、蒸し暑いのが特徴です。熱中症は気温だけではなく、湿度も大きく影響することから、蒸し暑い日本では夏季の気温上昇が進むとともに、熱中症患者が急激に増加しています。。
日本の夏季(6月から8月)の平均気温は、100年で約1.5℃上昇していますが、特に都心部ではヒートアイランドの影響等により上昇度が大きく、東京は同じ期間で約3℃上昇しています。
酷暑と言って過言ではない平成最後の夏。現場や野外での仕事はもちろん、外回りの営業職など、労働者の安全を守るために、企業の熱中症対策はさらに重要となっています。
参照:厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/index.html