人事担当者が考えるべき、旬のテーマを調査!
今回は、「2015年 夏季賞与」について伺いました。
夏季賞与の支給の有無に関して質問したところ、2年前(2013年)の同調査と同様、「支給する(予定)」と回答した企業は80%でした。
支給予定額の変化に関しては、54%の企業が「昨年と変わらない」と回答。「増額予定」の企業は33%と、2年前の25%と比較して8ポイント増加しています。増額金額は、「1%~3%」が最も多く24%。その理由は「業績好調」が80%となりました。
一方、支給はするものの「減額予定」の企業では「15%以上」のダウンが27%ともっとも多く、その理由は「業績不振」73%という結果に。企業によって明暗がはっきりと分かれていることが見て取れます。
最後に、昨年と比較して「景気の上昇・回復」を実感しているかという質問に対しては、「変化はない」30%、「どちらかというと感じない」23%、「まったく感じない」17%と、企業の多くが回答。「会社の業績は上がっても、手取りは増えていない」など、まだまだ労働者の実感には繋がっていないことがわかりました。景気の回復を感じる・感じない、それぞれについても理由を伺っていますので、コメントをご参照ください。