本当に円満退社?1500人の求職者に聞いた退職理由の真相! 退職理由のホンネとタテマエ
要約すると
  • ホンネの退職理由を会社に伝えた人は約半数!

  • 退職理由ランキング。タテマエは「家庭の都合」。ホンネは「人間関係」!

  • 退職者から組織課題を聞き出し、組織改善に活かす3つの手法!

ホンネの退職理由の中に、会社の改善すべきヒントあり!
「実は、ご相談が...」
そんな声がけから始まる社員からの退職報告。「何故だ」「またか」「やっぱり」、様々な感情をぐっと飲み込み、まずは話を聞く。そんな経験は、人事担当者や管理職であれば一度や二度ではなく、あると思います。「退職を報告された時点では、社員の意志は固まっていて、慰留できる可能性は少ない」と語る人事は多く、これまで一緒に会社を支えてきた仲間の退職は寂しいものの、退職理由を聞くことで了承することが多いと聞きます。

しかし、退職理由のホンネを掘り下げれば、その中に会社が解決すべき課題が含まれているケースが多いことも事実。人事としては退職者の言葉を額面通り受け止めるだけでなく、できるだけ多角的に情報を収集し、改善すべき点を検討するなど“攻めの取組み“につなげていきたいもの。そこで、今回は『退職理由のホンネとタテマエ』と題して、約1500人の退職理由を紐解きます。ぜひ今回の特集をお役立てください。
※【『エン転職』の会員に対するアンケート結果を元にしています/アンケート手法:WEBアンケート/アンケート期間:2016年1月9日~1月15日 有効回答数1515名】
退職理由、ホンネを語った退職者は半数!
まずは退職経験のある求職者に、上司や人事に退職理由を正しく伝えたかどうか、アンケートをとってみました。
会社(人事)に伝えた退職理由はホンネと異なるものでしたか?
グラフ
退職者の約半数が本当の退職理由を会社側に伝えていないことがわかりました。この数字は、特別ではないと受け止める人事担当者は少なくないかもしれません。しかし、一方でホンネではないこととわかっていても、実際のところはどうなのか、深堀りするケースは少ないのではないでしょうか。では、退職者はその意志を固めたとき、まず最初に誰に報告するものでしょうか。
退職を決めた時、まず最初に、会社の誰に報告しましたか(相談は除きます)
グラフ
約7割の人が、最初に退職報告をする人を「上司」と答えています。現場の上長であるため、慰留される可能性が高く、了承を得やすい退職理由を伝えている可能性があります。

次ページでは、実際に会社側に伝えた退職理由は何だったか、本当のところはどういう理由だったのか、なぜホンネを伝えることができなかったのか検証します。

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