【PAGE5】募集職種経験必須、その理由は?
今回、アンケートに回答していただいた採用担当者の多くは募集職種の経験にこだわりなく採用を実施し、高い成果を得ています。しかし一方で職種未経験者にアプローチしない、またはできない企業があるのも事実。その理由を探ってみました。
Q.「募集する職種と異なる職種の経験者を採用したことがない」と回答された方に伺います。募集職種の未経験者を採用しない理由は何ですか?(複数回答可)
教育・研修の時間的余裕がないから:88.2%、教育・研修に費用をかけられないから:38.2%、教育する人材がいないから:11.8%、少ない応募の中から厳選採用したかったから:17.6%、充分、採用できているから:17.6%、既存社員との格差が大きくなりすぎる:14.7%、前例がないから:8.8%
もっとも多かった回答は「教育・研修の時間的余裕がないから」88.2%。続いて「教育・研修に費用をかけられないから」38.2%。主に入社後の育成面に関する理由が採用基準に影響を与えているようです。

しかし、実際に職種未経験者を採用した担当者のコメントからもわかるように、応募者の意欲の高さは大きな魅力です。入社後の教育制度を用意できなくとも自ら学ぶ姿勢さえあれば、戦力として立ち上がることは可能なはず。それ以上に組織にいわゆる“新しい風”をもたらせてくれたり、経験者ゆえの固定観念を壊してくれるなど、イノベーションのきっかけにもなりえます。

いわゆる“就職氷河期”を経て社会人となった現在のローキャリア層。彼らの多くは転職を考えるとき、同業界同職種への横移動ではなく、異なる業界や職種へのチャレンジ、つまり「リベンジ転職」を選択する傾向にあります。

募集職種経験の有無に固執するよりも、前職の異なる職種経験により身に付けたスキルに注目し、能力重視意欲重視の採用を試してみてはいかがでしょうか。結果的に優秀な人材の取りこぼしを防ぐことになるかも知れません。
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