【PAGE3】面接辞退は、面接前の“求人広告”が原因?
面接での志望度を下げる原因の一つに、「想像していた仕事とのズレ」が挙げられていた。そのほかにも、求人広告と面接内容で差異を感じている求職者は多いようだ。
Q.「求人広告と面接の話が違う」と思ったことはありますか?
ある:58.5%
、ない:41.5%
「ある」と回答した方は全体の58.5%と高い数値だ。具体的な声を以下で紹介する。
Q. 「面接で、求人に記載されていた内容と違うと感じたことがある」と回答された方に伺います。どのような点が違いましたか?
出社時間が求人広告の記載より1時間以上早かった。「お住まいが会社から少し遠いようですが、大丈夫ですか?」と聞かれて発覚。それなら、求人にもそう記載して欲しかった…。
求人に記載されていた給料が月30万円以上だったのに対し、最終面接で提示された給料は月22万円。最低給与額を下回ったことに対しての説明もなかったため、納得できず辞退しました。
求人票では未経験OKとのことでしたが、面接で「経験者を求めている」と言われました。途中で選考基準が変わったのかもしれませんが、ではなぜ面接に呼んだのだろうと不信感が残りました。
正社員と思って面接に行ったら契約社員だった。
「○○職募集」と書かれている求人を見て門を叩いたが、実際に業務の内容を聞いてみるとほとんどアシスタント業務だった。「○○アシスタント募集」と書き直すべきだと思った。でも企業側はあくまで「○○職募集」と考えているようだった。雇う側と雇われる側の心情の違いを感じた。
「残業ほとんどナシ」という記載を信じられません。面接に伺うと「基本的に残業はあります」と言われることがほとんどです。残業の有無に関しては、面接で質問をしにくいので、「月○時間程度」「○時頃退社しています」など詳しく書いて欲しいです。
求職者のアンケート回答を見ると、「給与」「勤務時間」「福利厚生」「休日休暇」など就業規則に関する事項で求人と面接の違いがあると回答した方が多かった。入社後の生活に関わる重要な情報なだけに、ここで食い違いが生じると、辞退へと繋がる可能性が高い。求人広告を掲載する際には「古い情報のままになっていないか」「誤解を招く表現はないか」など入念な確認が必要だ。

また、面接での説明の仕方ひとつで、志望度を下げずに済む場合もある。事前に開示した給与や仕事内容と異なる場合は、その点をふまえ、より丁寧な説明を心がけたい