【PAGE1】 景気の底は脱した?中途採用市場の変化は?『求職者データ2010』

中途採用市場に変化あり?今現在の求職者事情は?

リーマンショックに端を発した金融危機の影響で、景気は急激に悪化してきた。ただ、最近はさまざまな指標も上向いてきており、内閣府は6月、景気後退が底を打った「景気の谷」を2009年3月と判定し、回復局面が1年以上にわたって続いているとの見方を示している。

依然として雇用の回復は鈍いと言われるが、採用活動においても、景気の下降局面とは異なる状況となることは十分に考えられる。そこで今回の特集では、転職者約700名を対象に行なった意識調査の結果を元に、「今現在」の求職者事情をレポート。昨年10月に行なった同様の調査と比較し、どのような変化があったかをご覧いただこう。

(1) 求人広告掲載件数はどう変化した? [Page2]、(2) 「転職理由」はどう変化した? [Page3]、(3) 年齢別の転職理由は? [Page4]、(4) 転職の際に重視するポイントは? [Page5]

まずはじめに、景気の変動を表すいくつかの指標について現状を把握しておこう。このページでは、有効求人倍率の推移をご覧いただきたい。

【DATA.有効求人倍率の推移】2009年7月:0.42、2009年8月:0.42 → 2010年3月:0.49、2010年4月:0.48

2008年から下落を続けてきた有効求人倍率。過去最低の倍率を連続で更新するなど、雇用に関しては、依然として厳しい状況にある。ただ、2009年7月~8月に「0.42倍」を記録してから、徐々にではあるが回復傾向を見せている。