今後さらに上昇する、介護(社会福祉専門)職の有効求人倍率
介護(社会福祉専門)職 有効求人倍率の推移のグラフ
高齢者の増加、新規施設の増加を背景に、介護福祉士をはじめとする介護従事者「社会福祉専門職」の有効求人倍率は、昨年から2倍台を突破。さらに上昇を続けています。ハードワークであり、給与水準が低いとメディアで取り上げられることも多く、採用難易度は数値以上に高いと考えて良いでしょう。

経験者採用が難しいという面もありますが、それを補って、未経験者を育成する施設・団体が多い業界特性。つまり、応募者にとっては採用の間口が広い点がメリットです。未経験者のための教育研修や、未経験者から成長した先輩社員、定着率の提示できれば、応募者への安心感に繋がります。勤務体系や、一緒に働く仲間の写真など「働きやすさ」を積極的に提示していきたい部分です。
ITエンジニアの採用は、さらに激化!
ITエンジニア職 有効求人倍率の推移のグラフ
システムエンジニア・プログラマといった、IT関連の「情報処理技術者」の有効求人倍率は、常に2倍台。上昇傾向はとどまることなく、企業側の求人ニーズは旺盛です。SIerであればマイナンバー他、toBの案件を切り盛りできる開発者。Web系企業であれば自社サービスの開発者と、人材採用は激化しています。

エンジニア採用で重要になるのは、やはり「スキル」マッチング。SIerの採用では、プロジェクトマネジメント、基礎設計や、評価・検証からスタートし社内で教育するなど、スキル軸で採用の合否基準とスタートラインを明確に打ち出す企業もあります。一方、「技術課題」を必須にし、厳選採用するWeb系企業も。求めるスキルを自社内で明確化し、マッチングさせていく取り組みが必要になります。
有効求人倍率がトップクラスで高い!建築土木エンジニア
建築土木エンジニア職 有効求人倍率の推移のグラフ
いよいよ4年後に迫る東京オリンピック、伴う都心部の再開発プロジェクトなど、旺盛な建設案件数に伴って求人数が増加する建築土木エンジニア。昨年12月時点では4.66倍をマークし、多くの職種の中でもトップクラスで高い有効求人倍率です。仕事は多いが人が採用できない…と悩む人事担当者の声が聞こえてきそうです。

求人倍率推移を見ると、建築土木エンジニアは年度末に向けた案件で多忙になり、12月から翌年3月まで高い倍率になっています。その期間に採用を行なう場合は、多忙な中での転職活動をケアして、面接日程の調整を行なう等、採用プロセスの改善が重要になります。
クリエイター採用は、スキルの見極めが重要!
クリエイター 有効求人倍率の推移のグラフ
デザイナーや写真家、印刷技術者を含む「クリエイター」。有効求人倍率は、昨年1年間で徐々に上昇しています。しかし、全職種平均と比較すれば半分程度の倍率のため、募集をかければある程度の母集団形成は見込めるはずです。 しかし、クリエイター採用の難しい点は、スキルの見極めが難しいところ。クライアントに指示されて作ったのか、自分の中に意図がありクライアントを説得して作ったのか、作品だけでは見えない部分を把握すると共に、自社に必要なスキルを見極める必要があるでしょう。面接時にポートフォリオ(作品集)等を見ながら、実際にどのように制作に携わったかをイメージできるよう質問していきましょう。
エン 人事のミカタ 編集長 手塚伸弥
今回の特集は、いかがだったでしょうか?24年10ヶ月ぶりの有効求人倍率を記録した現在。ですが、まだしばらくは上昇が続きそうです。

2016年、後半から採用を開始する場合には、自社で募集する職種が、今どれくらいの難易度があるのか把握してから、検討して頂ければ幸いです。

採用難易度の高い今だからこそ、採用手法で頭を捻り、ノウハウを蓄積するチャンスです。ぜひ今回の特集を参考にしてください。
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