採用が難しい中、企業はどう対策する?参考にしたい各社の動向。
「採用難易度が上がる」と予測した企業は、決して手をこまねいているわけではありません。現時点で検討している、「募集段階」「選考段階」それぞれの対策について伺いました。貴社の中途採用において参考になる対策があるかvもしれません。コメントを見ていきましょう。
「募集段階」で行なう対策は?
採用広報
インターネット等の広告量の増量。 募集掲載の頻度UP。
メディアミックスによる求人活動。 媒体のスカウトメールを活用。
募集サイトの再考。 各種採用フェアへの参加を増やす。
媒体数の拡大、入社したいと思わせるような文言等の工夫。
人材紹介
紹介会社を増やす。 紹介会社・媒体会社との緊密な連携。
ヘッドハンティングの契約社数を増やす。
採用フロー
選考スピードのアップ。 採用試験の頻度を高める。
人材要件
年齢の基準をさげる。 前職経験等の基準をやや下げ。
募集条件を変更したいが経営側判断を要するので要検討。 応募者ターゲットの変更(ターゲットを広げる)。
技術職の場合、未経験者の採用を重点的に考える。
社内
福利厚生制度等を充実させる。 縁故採用。
離職率が低い、紹介などを増やす施策(紹介社員に紹介料を支給など)。
「選考段階」で行なう対策は?
選考スピード
選考期間を短縮し一気に採用まで持っていく。 スピーディーな採用~内定~クロージングの実行。
丁寧な説明とフォロー、面接回数と時間減によるスピードUP。 面接時間を長くし、回数を減らして採用までの時間を短くする。
あまり期間を開けないようにする。
選考フロー
書類選考通過数を上げる。 面接の仕方一つ一つを見直す。
労働条件の説明やフォローを強化する。 経営方針について等、会社のプレゼンを行う。
中途面接の際にパワーポイントで会社案内を実施予定です。 書類選考だけで判断せず、まずはお会いして人物重視の選考を行なう。
一次面接で採用する。
社内
面接者に、面接対策講座を開催し、応募者の志望度アップを目指している。 グリーティングカード等「一期一会」の徹底。
会社案内を必ず渡して印象に残す。
各社、旺盛な人材ニーズ有り。採用予定人数の見込みと理由は?
採用予定人数について
続いて、2015年に予定する中途採用の人数について伺いました。「採用予定人数は2014年と変わらない」という回答が最も多く全体の55%。次いで「2014年よりも増やす予定」という回答が32%。「減らす予定」と回答した企業は13%でした。

採用難易度が変化したとしても、採用人数は「変わらない」「増やす」企業が約9割。各社、旺盛な人材ニーズが見て取れます。その理由を見ていきます。
採用人数を増やす理由。トップは「既存事業の強化」66%。
採用を増やす理由について
採用人数を増やす理由で最も多かったのは、「既存事業の強化」66%。次いで「需要の拡大」となりました。景気の向上が企業の人材ニーズに拍車をかけていることがわかります。また、3位には「退職者の増加」という理由もランクイン。売り手市場ゆえに、社内からの退職者も出やすくなっている状況。欠員募集の繰り返しは悪循環。今いる社員を辞めさせないことも、2015年は注意する必要がありそうです。
採用人数を減らす理由。トップは「昨年の採用により人員充足」42%。
採用を減らす理由について
採用人数を減らすと答えた理由で多かったのは、「2014年の採用における人員充足」。昨年に採用しきったと考える企業は、今年は採用を控えていく模様です。次いで中途採用ではなく「新卒採用の積極化」が37%。新卒採用強化にシフトすることで、ある程度の採用人数を確保していく狙いが見えます。

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