応募者の本音を引き出し、相手を見極めるために有効な面接の流れと、質問は以下の通りです。参考にしてください。
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アイスブレイク（序盤）
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応募者の本音やありのままの姿を引き出すためには、いきなり質問を始めるのではなく、まず相手の緊張をほぐすことが大切です。面接とは直接関係のない話などをすることで、リラックスできる雰囲気づくりをしましょう。
■面接序盤（アイスブレイク）で使える質問
(1)今日は暑い／寒いですね。体調は大丈夫ですか？
(2)今日はここまで何を使って来ましたか？
(3)今日はどこから来られたんですか？
(4)来社される際、迷いませんでしたか？
(5)今日はお仕事帰りですか？
(6)オンライン面接は初めてですか？
(7)お仕事も最近はオンラインが多いですか？
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自己紹介、会社の説明
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話し相手である面接官としての自分がどんな人なのか、これから自分たちが話し合う対象の会社はどんな場所なのか、という前提情報を揃えます。「丁寧な会社である」という印象を与えられるほか、お互いに基本情報のずれがなくスムーズに面接を進めることができます。
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履歴書、経歴書からの質問
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職務適性を見極めるために、応募者の「具体的な経験」や「過去のエピソード」といった事実に基づく質問をしていきます。応募者の考え方や適性を知ることができる面接の核になります。
■過去の経歴を確認する質問
(8)これまでの経歴を含めて、自己紹介をお願いします。
(9)こちらの大学／専門学校等を選ばれた理由を教えてください。
(10)これまでで最も成長できたと感じる時期／出来事について詳しく教えてください。
(11)業務を通じて最も努力したことは何ですか？具体的に教えてください。
(12)前職ではどんな業務を担当されていましたか？環境も含めて具体的に教えてください。
(13)最も大きな成果を得た出来事と、その成果の為に行ったことを詳しく教えてください。
(14)○○に関してはどの程度ご存じですか？
(15)○○の経験は何年ほどありますか？
(16)仕事をするにあたって、個人として掲げていた目標があれば教えてください。
(17)前職で評価をされた経験を教えてください。
(18)前職ではどのような数／役割の方々と仕事をしていましたか？
■退職理由に関する質問
(19)退職を考えるようになったきっかけは何ですか？何が決め手になりましたか？
(20)なぜ今転職をしようと考えていらっしゃるのでしょうか？
㉑現職の周りの方々には退職についてどのように言われていましたか？
㉒応募頂いた仕事と今のお仕事にはどのような違いがあると思いますか？
㉓退職後にブランクがありますが、差し支えなければその理由を伺ってもいいですか？
㉔この条件があったら、現職に残ってもいいなと思うものがあれば教えてください。
㉕今後、また転職をするとしたらどのような理由だと思いますか？
■志望理由・入社意欲に関する質問
㉖当社に興味を持ったきっかけや理由を教えてください。
㉗当社ではどんな業務に携わりたいと考えていますか？具体的に教えてください。
㉘会社選びでは何を重視しますか？
㉙当社で働くことで、どのような目的を達成したいとお考えですか？
㉚当社でどのような経験、スキルを身につけたいですか？
㉛他にどのような企業を受けていらっしゃいますか？
㉜当社の志望度は何番目ですか？差し支えなければその理由も教えてください。
㉝いつまでに、転職先を決めたいですか？
㉞今回の転職にあたって、何を判断基準に応募企業を選択しましたか？
㉟当社のどのような点を魅力に感じましたか？
㊱自由に選べるとしたら、どんな会社で働きたいですか。
㊲当社について、知りたい事はなんですか？
■性格や価値観に関する質問
㊳プライベートの友人はあなたについて、どのような人だと言いますか？
㊴プライベートの友人や周囲の人から、どのような人だと言われたいですか？
㊵会社の同僚は、あなたの事をどう評価していると思いますか？
㊶これまでで挫折した経験はありますか？それは、どのような出来事ですか？
㊷ご自身の強みは何ですか？当社の仕事にどのように活かせるとお考えですか？
㊸ご自身の苦手な事はなんですか？それを克服するために取り組んでいることがあれば教えてください。
㊹前職で、最もストレスに感じたことは何ですか？それはどのように発散していましたか？
㊺前職で、最も達成感を感じたことは何ですか？
㊻3年後（もしくは5年後）、どのようなキャリアを描いていらっしゃいますか？
㊼将来の夢や目標を教えてください。
㊽仕事に限らず、恒常的に取り組んでいることや学んでいることがあれば教えてください。
㊾働くうえで、あなたのモチベーションを高めるものは何ですか？
㊿仕事以外でチャレンジしてみたいことはありますか？
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面接中、聞いてはいけない質問、ルール
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面接中の質問として、避けるべきものもあります。それは本人に責任のない事項の質問や、思想や信条に関わる、本来自由であるべき事項の質問です。
■本人に責任のない事項の質問
本籍地、出生地
家族
住宅状況
生活環境、家庭環境
といった、本人に責任のない事項で合否が決まる／決まったと思われることがないように上記に関する質問は避ける必要があります。
■思想や信条に関わる、本来自由であるべき事項の質問
宗教
支持政党
人生観、生活信条
尊敬する人物
思想
労働組合（加入状況や活動歴など）、学生運動などの社会運動
購読新聞、雑誌、愛読書
スポーツの支持チーム
以上の項目も、就職差別に繋がる恐れがあり、不適切です。
こうした不適切な質問群は、行政指導の対象となり、罰則となる場合があります。
また、近年は企業の口コミサイト・アプリも増加し、インターネットが普及しています。これによって応募者より企業のネガティブイメージが拡散されやすい情報にあり、企業に多大なダメージを与える可能性があります。ご注意ください。
