「字が下手な人はうちに向いていない！」思い込みが拭えない「ステレオタイプ効果」とは？（人事労務Q&A）

「ステレオタイプ効果」とは、面接官個人の思い込み（偏見）で評価してしまうことを指します。

「応募者の服装の趣味が少し独特だから、感性が鈍いにちがいない」、「字が下手な人は事務処理が苦手に決まっているから、うちの仕事には向いていない」など、実際には根拠がない個人の思い込みで、人を評価してしまう現象です。

そのため、自身の評価の「癖」を事前に認知し、過大評価しそうな部分（エピソード含め）を理解しておくことが大事です。

また、マナーやモラルの部分はある程度厳格に判断を行うことも良いですが、それ以外の部分は全て職務経歴を元に、実績・事実で判断を行うと良いでしょう。