みなさんの本音から、人事の「今」が見えてくる アンケート集計結果レポート

117
2016年 冬季賞与について

冬のボーナス「支給予定」85%→82%に微減
 「景気に変化はない」と感じる企業増加。停滞感がにじむ
アンケート実施期間:
2016年10月26日(水)~2016年11月29日(火)
有効回答数:
284名

今回は、2016年度 冬季賞与について伺いました。
冬季賞与の支給予定は、全体の82%が「支給予定」と回答。昨年(2015年)同調査と比較して3ポイント減少しています。

支給する賞与額については、全体の61%の企業が「(昨年と)変わらない」と回答。従業員別で見てみると、「増額予定」がもっとも多かったのは「101~300名」規模の企業。一方、「減額予定」は「501~1000名」規模の企業がもっとも多くなりました。

業界別で「増額予定」がもっとも多かったのは「メーカー」。「減額予定」で多かったのは「流通・小売関連」。業界による差が顕著に現われていることが見て取れます。

最後に、昨年と比較して「景気の上昇・回復」を実感できているか聞いたところ、「変化はない」と回答した企業が30%→34%に増加。「業績の好調は大企業に偏っている」「個人の消費が回復していない」というフリーコメントも散見されました。景気の停滞への懸念他、様々なご意見も集まりました。ぜひご参照ください。

Q1
2016年度 冬季賞与は、支給予定ですか?
支給予定:82%、支給しない予定:12%、わからない:6%
Q2
Q1 で、「支給予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2015年度)の冬季賞与と比較し、支給額に変動はありますか?
【全体】増額予定:24%、変わらない:61%、減額予定:15%【従業員規模別】[1~50名]増額予定:23%、変わらない:62%、減額予定:15%[51~100名]増額予定:24%、変わらない:58%、減額予定:18%[101~300名]増額予定:28%、変わらない:62%、減額予定:10%[301~500名]増額予定:12%、変わらない:69%、減額予定:19%[501~1000名]増額予定:20%、変わらない:50%、減額予定:30%[1001名以上]増額予定:10%、変わらない:80%、減額予定:10%【業種別】[IT・情報処理・インターネット関連]増額予定:28%、変わらない:56%、減額予定:16%[メーカー]増額予定:38%、変わらない:38%、減額予定:24%[商社]増額予定:8%、変わらない:72%、減額予定:20%[不動産・建設関連]増額予定:14%、変わらない:81%、減額予定:5%[金融・コンサル関連]増額予定:30%、変わらない:60%、減額予定:10%[流通・小売関連]増額予定:11%、変わらない:63%、減額予定:26%[広告・出版・マスコミ関連]増額予定:17%、変わらない:83%、減額予定:0%[サービス関連]増額予定:20%、変わらない:66%、減額予定:14%[その他]増額予定:25%、変わらない:75%、減額予定:0%
Q3
Q2 で、「増額予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2015年)の冬季賞与と比較し、何%程度増加しそうですか?
1%未満:4%、1%~3%未満:38%、3%~5%未満:15%、5%~7%未満:11%、7%~10%未満:5%、10%~15%未満:3%、15%以上増:0%、わからない:24%
Q4
Q2 で、「増額予定」と回答した方にお伺いします。
冬季賞与を増額する理由をお教えください。(複数回答可)
業績が好調:73%、社員の意欲向上:42%、同業他社と比較して自社が低い:9%、景気との連動:4%、消費税増税、物価上昇への対応:4%、その他:9%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 各自の業績UPと支給対象者の増。
  • 新人事制度の適用。
Q5
Q2 で、「減額予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2015年)の冬季賞与と比較し、何%程度減少しそうですか?
1%未満:6%、1%~3%未満:8%、3%~5%未満:11%、5%~7%未満:8%、7%~10%未満:11%、10%~15%未満:6%、15%以上減:25%、わからない:25%
Q6
Q2 で、「減額予定」と回答した方にお伺いします。
冬季賞与を減額する理由をお教えください。(複数回答可)
業績不振:81%、経営体質強化に向けた人件費圧縮:19%、給与と賞与の配分見直し:11%、社員の平均年齢低下:3%、その他:8%
「その他」と回答された方のコメントより
  • 昨年度景気が良く、かなりの額を支給したため。
Q7
昨年(2015年度)と比較し、景気の上昇・回復を実感できていますか?
また、その理由について教えてください。
非常に感じる:2%、どちらかというと感じる:19%、変化はない:34%、どちらかというと感じない:21%、全く感じない:21%、わからない:3%
非常に感じると回答された方の理由
  • 自社の売上等から推測した結果。
  • 受注および生産量の増加。
どちらかというと感じると回答された方の理由
  • お客様からのリピートも増えていること。またお客様からの新規開発案件が増えている為。
  • 社員が増え、発注元よりの作業の受注額が増えているため。
  • 海外客の増加。
  • 業界特有かもしれないが、2020年東京オリンピックの影響がある。
変化はないと回答された方の理由
  • 売上横ばいのため。
  • 景気に左右される業種ではないため。
  • 業績の向上は輸出が増えたことによるもので、景気の向上ではないから。
  • 設備投資が活発ではない。
  • 業績の好調が大企業に偏っている。
どちらかというと感じないと回答された方の理由
  • お客様が「いかに安く、良いサービスを受けられるか」で行動される企業が多く、動向の変化はあったとは思うが、景気は良くなったとは感じない。
  • 個人消費が回復しているように思えない。
  • 繊維業界の不振は昨年以上のようです。信用調査会社、同業他社、銀行さんからもヒアリング済みです。
  • デフレ傾向が改まっていないと感じるから。
全く感じないと回答された方の理由
  • 客先の設備投資が増えない。最低賃金は上がったが、一般社員の給与は上がらず、税金・社会保険料の負担は上がっている。
  • 業界の売上が落ちていて、全く感じられない。
  • 就労人口の減少に伴い、景気の不透明感が先行している。
  • 中小企業には全く景気上昇の余波を感じられない。政府が発表する事項は、大企業中心なんだと感じてしまう。
  • 最近また円高傾向になり、中国・韓国他海外の企業との競争が激しくなってきました。やっと少し明るい兆しが見え始めていたところなので、また乗り切れるかどうか不安になります。
わからないと回答された方の理由
  • 景気の善し悪しが当業界にあまり関与していない印象のため。

▲