「選考を通じてお互いの理解をより深めていく」ここも応募者に「働きたい」と思ってもらうためのポイントとなります。
社風や処遇、働き甲斐など魅力を伝えることも大切ですが、同時に応募者と会社がマッチするかどうか、お互いにとって良い縁となるかどうかの見極めが必要です。この見極めに苦労している担当者の方は少なくないのではないでしょうか。
今回、活躍人材の発見・見極めに使っている3Eテストによって、応募者と企業の相互理解が深まり、入社後の活躍と定着のイメージ作りに成功した事例をご紹介します。
第16回
エン・ジャパンの3Eテストは受検者の悪いところだけを検査するものではなく、「自分を理解し、再確認するツール」として活用いただけます。今回、選考中にテスト結果をオープンにし、自己理解につなげてもらい、面接に活かすことができました。どのような行動ができるのかを応募者自身から話してもらい、企業側も自社ではそれがこう活かせる、実現できると伝えることで相互理解につながります。
ただし、ネックとしてその場でフィードバックして考える時間を与えるので面接1回あたりの時間がかかることです。予めテスト結果と見方を渡しておくなどの工夫が必要かもしれませんね。
野口直子