【PAGE4】有効求人倍率3.40倍の建築技術者を、未経験者募集で採用成功した企業にインタビュー。
景気回復の影響により特に求人ニーズが増加しているのが建築業界。特に技術者の採用は困難となっており、厚生労働省の発表によると、「建築・土木・測量技術者」の2014年3月の有効求人倍率は3.40倍を記録しました。こうした状況にあって『株式会社ティディエム・ワークス』では、未経験者募集を行なうことで40名の応募を獲得。建築技術者の採用に成功しています。代表の谷氏に、未経験者募集の狙いと効果についてお話を伺いました。
【企業インタビュー】谷 英俊 氏:株式会社ティディエム・ワークス 代表取締役
Q.経験者ではなく、あえて未経験者を募集した理由を教えてください。
A.
求人広告を出す以上、採用をしたいと考えているからです。弊社のような決して大きくない規模の企業の場合、まず応募をしっかり集めなければいけない。一方で景気回復の背景もあり、応募を集めることは困難になりつつあります。応募数確保のためには経験を問わずに募集することが有効なんですね。複数の求職者と面接ができれば、良い人材に出会える可能性も高まります。

未経験者の魅力としては、変に癖がついていない点があります。建築学科卒など基礎知識を身につけている人なら理想的ですが、入社時点で建築に関する知識がなかったとしても、ゼロからスキルを教えていけば活躍してくれるイメージがありますね。
Q.選考における見極めで、気をつけていることはありますか?
A.
経験を問わない分、人物面を重視しています。まずは弊社の事業に興味を持っているかという点が大切ですね。加えて、真面目に仕事に取り組んでくれるかどうかも、面接時に拝見するようにしています。未経験からのスタートは決して楽なことではありません。本人次第でスキルアップも望める一方で、慣れない仕事に挫けてしまうことも十分考えられます。厳しい環境を乗り越えられるだけの熱意があるかどうかが重要だと思います。
Q.未経験で入社したメンバーは、活躍していますか?
A.
先日採用した未経験入社者は入社からまだ間もないのですが、ポテンシャルを強く感じますね。この仕事にチャレンジしたかった意欲からか、毎日現場へと顔を出し知識を吸収しようとする姿勢が見られます。協力会社のスタッフからも高く評価されているようです。すぐに戦力として考えることは難しいですが、既存のメンバーにも少なからずいい刺激を与えていると思います。こうした人材の採用が見込めるのであれば、今後も積極的に未経験者を採用していきたいですね。