【PAGE4】求職者は「転職による年収アップ」を希望?それとも「年収ダウン」してよい?
転職にあたっての「年収」について、転職者はどのくらいのこだわりを持っているのでしょうか。まずは回答者全体のデータを見てみましょう。
Q.転職の際の「年収」へのこだわりについて教えてください。
【総合】現状維持で良い:28.4%、年収アップを希望:48.8%
このデータも、20代、30代、40代と年代別に見てみましょう。
【20代】現状維持で良い:23.5%、年収アップを希望:55.6%
【30代】現状維持で良い:26.0%、年収アップを希望:55.7%
【40代】現状維持で良い:29.6%、年収アップを希望:48.3%
どの年代も、年収アップを希望する人の割合が最も高く、年収を下げてでも転職したいと考えている人はそう多くないことがわかります。

一方で、「年収にこだわらない」、あるいは「現状維持で良い」と考える人も多く、総計では「40.6%」を占めました。

20代は他の年代と比べ、比較的「特にこだわらない」と回答した割合が大きく、30代は「年収アップを希望」、40代は「現状維持で良い」の割合が大きい結果となりました。30代では特に、これまでの経験を活かして年収アップを意識する方が増える傾向が見られました。

景気回復時の採用活動では、優秀な人材と出会えたとしても、前職の引き留めや、他社との競争になるケースが多いです。その際、「年収」は争点となりやすいポイントです。転職者自身が、年収に対してどの程度こだわりを持っているのか、採用上の競合と比較して自社に優位性はあるのかなど必ず確認しておきましょう。

状況を把握した上で、年収額が競合他社よりも低いのであれば、年収以外の点で、入社のメリットを感じてもらえるよう、先手でフォローする必要があります。